2009年1月29日木曜日

茶道プログラム

 今日は三月下旬の暖かい一日になりました。今年は寒い日
が多く、春が待ち遠しい今日この頃です。
最近のダルクでの昼のプログラムは、身体を動かすこと
「ソフトボール」が中心になっています。今日もみんなが元気に
声を出しながら、準備運動から、、、。
 自分は先日、恥ずかしながら、肉離れを起こしました。
準備運動の大切さを身を持って体験してしまいました。
身体とこころの健康を取り戻す事は、自分たちにとって、
薬物を止め続ける為の、大切な要因のひとつです。

 こころの健康のプログラムとして、「茶道」は役立ちます。
大阪ダルクでは、月に一度、大塚先生に来て頂き、行っています。
 挨拶、作法、厳しさ、、、。全てが役に立つことです。
姿勢を正して、筆で自分の名前を書くことから始まります。
こころが引き締まります。着物に着替えたなかまが、
点てたお茶を配ります。表面に小さな泡が点つようにするには、
練習が必要です。「ご相伴いたします。」「どうぞ。」「お先に戴きます。」「どうぞ。」
 程よい緊張感を味わいながら、2時から4時頃まで、
みんなが真剣に取り組む姿は、美しいものです。
 大塚先生のご指導のもと、毎月の様に新しい利用者が
加わりながら、前からいる者が新しい利用者へ、、、。
 ダルクの大切なこころの交流です。
 

2009年1月23日金曜日

初めまして、依存症のシンヤです。

 現在、大阪ダルクのグループホームに入寮中です。
昨年の二月から入寮したので、もうすぐ一年になります。ダルクでの生活は
朝9時30分ぐらいに寮を出てダルクにいき朝のミーティングお昼ご飯を食べて
お昼のミーティング、夕方5時ぐらいにダルクを出て,自助グループのミーティング
の繰り返しです。
 こんな事してて何が変わる?意味がないと思っていました。何ヶ月が過ぎて毎日、
ミーティングに行っている内に仲間が増えたり、減ったり、出会ったり、別れたり、
親や友人には話せない事が話せたり、愚痴を聞いたり、話せたり、友人ではなくて、
仲間がたくさん出来ました。
 刑務所に行った仲間、地方のダルクに行った仲間、いなくなった仲間、自助グループの仲間、
ダルクの仲間、正直、毎日同じ顔でしんどい時が有りますが、心の支えになっています。
シンナーや覚せい剤の欲求はまだまだ有りますが、今日一日薬を、使わない生活は、
本当に面白くないですが、生活費を貯めて競馬をしたりパチンコをしたり、ピアスを開けたり、
して遊んでいます。依存症の私には、何かに依存していないと、生きていけない。
 やり過ぎてしまう。競馬の事で頭がいっぱいで夕食はインスタントラーメンを食べて、お金
貯めたり、もっといいものに依存しないと思うのですが、競馬、パチンコ、なかなかやめられません、
やめる気がない?新しい事がしたいと思い、今度パソコン教室に行く予定です。薬は一人では
やめ続ける事は出来ませんでした。これから先も一人ではやめ続ける事は出来ません、
仲間達と一緒に今日一日でやって行きます。これからもよろしく。








2009年1月16日金曜日

学校講演を体験して

 1月16日、八尾市立高美中学校の講演に行って来ました。
前以って、何も話す内容を考えず、(無責任ですが、、、。)ダルクの説明以外は、、、。
 生活指導の先生が打ち合わせに来られたとき、熱血で汗を掻きながら話されている姿に、安心感を
抱きました。この先生がおられる学校なら、きっと、その場になった時、自然に言葉が浮かんで来るだろうと感じたからです。
 当日、校門を入ると、先生の姿が遠くに見えました。2回目にも関わらず、昔から知り合いである様な
感覚でした。不思議です。校長先生にお逢いし、3月で定年とのこと、、、。厳しさの中に気さくさを受け
、またまた安心しました。
 体育館に入り、400名の生徒のみんなの、興味深そうな視線を感じながら、準備された場所へ。
始めは緊張しましたが、みんなの顔を眺めながら、自然に言葉が浮かんで来ました。眠そうにしている
生徒さんを、先生が起こす姿を見て、思わず「起こさないで上げて下さい。」と、云ってしまいました。寝るのも自由、聴くのも自由、、、。自分がダルクに行ったときに云われたことです。薬物を使うのも自由、
使わないのも自由、、、。今はその言葉の深さを身に沁みて感じます。自由には責任があるということ
を、、、。自分の薬物体験とダルクに繋がることが出来てからの経験を、最後まで静かに聴いてもらう
ことが嬉しく想いました。
 新しい出逢いが出来たことを感謝し、薬物は身近に存在すること、特別なことではないことを、ちょっとでも伝えることが出来たなら幸いです。
 話しながら、自分が何かを貰えたなぁって、今回も感じながら、青空の中、心地よく帰路に着く事が出来ました。

2009年1月13日火曜日

先日の新聞記事から

 年明けに新聞を読んでいると、興味深い記事に目が留まった。法制審議会(法相の諮問機関)の記事である。「社会奉仕命令」と「一部執行猶予」の制度が日本で初めて導入されるとのこと、、、。
 対象には、薬物犯罪の受刑者などを想定。薬物のない刑務所内では再犯の恐れがないことから、むしろ、社会の中で誘惑に負けない力を育てると云う発想だ。
 薬物依存からの脱却を支援する団体で、尿検査やカウンセリングを義務つけることを検討している。
 この記事を読みながら、一歩ずつ、前へ進んでいるんだなぁっていう印象と、国がやるべきことを、又、民間の支援施設にかぁっていう気持ちだった。支援、サポート、受け皿にはお金の問題が、現実として横たわる。でも、今、自分が利用者、保釈中の通所者、刑務所の薬物教育プログラムに関わる中で、一陣の光であることは間違いないと願う。
 ここまで進むまでに、色んな方の努力と時間を費やしたことに感謝します。
 利用者の裁判を控えている今、司法がこの法制審議会の動きをどう受け止めているのか、今日も祈ることしかできない無力の自分がいる。”行動しておまかせ”そんな言葉が空から聴こえた、、、。

2009年1月8日木曜日

あけましておめでとうございます。

 2009年が始まりました。大阪ダルクは元旦からスタートです。
いつもの顔で新しい年を迎える事が出来ました。
おせち料理を食べながら、しらふで迎える「今日一日」です。
 2日は恒例のボーリング大会。みんなの笑顔、負けず嫌いの真剣な顔、、、。
しらふで楽しむことに慣れていくことも、新しい生き方の練習です。照れながら、、、。
 あくる日は、大阪天満宮への初詣で。前日の筋肉痛を心地よく感じながら。
ある利用者が云いました。「しらふで初詣でなんて、何年振りやろー」「よかったやん」
 日常の当たり前の出来事が、自分たちにとっては喜びであり、驚きであり、緊張することなんです。
こうして三が日が過ぎて行きました。6日は厄年のなかまと共に、門戸厄神に厄払い。
 利用者全員、与えられた命を落とすことなく、年を越すことが出来ました。
今年も、頭で理解するよりも、心で色んなことを感じながら、みんなでいい年を過ごしたいものです。

 寒くなりました。風邪が流行っています。お身体を大切に、、、。
いつも、ご支援、ご協力ありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。