2009年5月26日火曜日

「安心して語れる場所」

 今回はフリーダムの家族プログラムに参加して戴いている
櫻井さんに、書いていただきました。毎月、行われている「いちげんや会」
の帰り道に、急に頼んだにも関わらず、快く(?)受けてくれました。
 ありがとう。    大阪ダルク  笠嶋 敏

 「はじめまして、毎月、第1、第3土曜日にフリーダムで行われている
家族グループにお邪魔させてもらっています、櫻井です。
普段は大阪市で、生活保護の担当をして働いています。仕事に就いて4月で
2年になりましたが、まだまだわからないことばかりで、てんやわんやな毎日です。

 フリーダムの家族グループには、参加させてもらってもうすぐ1年になります。
同じ内容のプログラムでも、毎回、家族の方が話されることが違います。
私も学ばせてもらうことが沢山で、毎回、感じることや気づくことが違います。
きっと、「その時」「その場」でしか得られない何かがあるんだと思います。
 そして、そんなかけがえのない何かに、気づくことのできる
「安心して話せる人と場所」の大切さを、改めて実感しました。
それは、家族とか、本人とか、薬を使ってるとか、使ったことがないとか
関係なく、みんなに必要な場所であることに、気付かせて貰いました。
 同じような経験をした、同じように感じたことがある、同じような価値観を
持ってる、全然違う考えの人もいる。ひとりひとり違う。
 いろんな人が語る言葉を聴くことで、みんな何かを抱えながらも、
自分の人生を生きてることを、教えて貰い、自分にはなかった新しい価値観や、
考えに出逢うことができる。
 私は4月から大阪に来て、そんな素敵な場所に出逢えることが増えました。
とても感謝しています。「安心して語れる場所」があるからこそ、
自分でも知らない内に、大切な何かに気付くことができるような気がします。
 私自身も、もっともっと、そんな「出逢い」と「場所」を大切にして行きたい
と思っています。
 これからも、ちょこちょこ、いろんな所に顔を出させてもらうかも
知れませんが、どうぞ、よろしくお願いします。」

                      東淀川区保健福祉センター  櫻井 智子

2009年5月25日月曜日

自分の思い

 薬物依存症のひろしです。
 私は今回、警察に薬物使用で逮捕され、現在、
裁判中の身です。今回、弁護士の紹介でダルクに繋がりました。

 私が薬を使うようになったのは、18才頃で、同じ依存者の人に
比べると、遅いスタートだったように思います。
 その当時の自分は別の事件で少年院から帰ってきたばかりでした。
少年院出院後は、しばらくの間は真面目に生活をしていましたが、
毎日の退屈な生活に飽き始め、結局は地元の今までの友達の中に
戻りました。
 その時、初めてシンナーに出合ったのです。当時、友達の中で
シンナーが流行っており、そんな光景を見た私が流されないはずもなく、
好奇心などもあり、簡単に手を出してしまいました。
 自分の中の「薬物なんて、止めようと思えばいつでも止めれる。」
この考えがそもそも間違いで、その一回が自分の中の大きな失敗でした。
結果は惨敗。止めるどころか、どんどん酷くなり、普通の生活すら
出来なくなって行きました。

 大阪ダルクに繋がり、通所を始めた頃は正直、ミーティングなんて何の意味が
あるねん。こんなんで、何も変わらんわって、ゆうのが自分の本音でした。
 でも、ミーティングに参加するようになり、仲間の体験、話しを聞くとゆう事が、
自分を変えていくきっかけになったのは間違いなく、今はこのままでの自分では
ダメだと思えるようになって来ました。
 でも、毎日の生活の中で、先への不安や様々な問題がある事には
変わりません。この先、裁判を控えているとゆう不安からも正直、
自分の中の葛藤とゆうのは日々、強くなっています。
 今している事は本当にこれでいいのかと不安になり、立ち止まったり
してしまう事もありますが、そんな自分の思いをミーティングや
仲間に話すことで、やる気や元気を貰い、今は薬物を使うことのない
生活を送れています。
 私の今までの生き方は、周りの事など何も考えておらず、自己中心的な、
今、楽しければそれで良いとゆう生活でした。そのせいで、家族、妻、周りの人を
数え切れないほど、傷つけてきたと思います。
 そんな事にも、薬を使っていた時は気付く事もなく、ダルクのミーティングに
参加するようになり、初めて自分の行動を振りかえり、考えてみるようになり、
気付く事が出来ました。
 今は今まで自分のとってきた行動の償いではありませんが、自分自身を磨く
ためにも、社会奉仕をしようと思い、児童ディのボランティアを始め活動中です。
 私には今年産まれたばかりの子供がおり、その子のためにも一日でも早く
しっかりしたお父さんになりたいと思い、日々の生活を送っています。
 この先、自分がどうなるのかとゆう事はわかりませんが、ダルクでの
教え、自助グループでの12ステップを頭に置き「今日だけ」とゆう生活を
続けて行こうと思う。
 
 今回、私はダルクに繋がることができ、自分が薬物依存であるとゆうことを
初めて認める気持ちになることができた。ここからが私のスタートであり、
私はまだスタートラインに立ったばかりです。
 この先、回復を目指す仲間と一緒に、自分の今できる事をがんばって行きたいし、
私の体験を読み、一人でも多くの新しい仲間がダルクに繋がるきっかけに
なればと思う。

2009年5月10日日曜日

ありがとう

 今日は母の日です。清々しい天気です。なかまはフリーマーケットに
行っているようです。
 かつて、薬を使っていた頃の自分は、母親から盗んだお金で、
カーネーションを贈ったことがあります。迷惑かけて悪いと云う気持ち、
純粋な感謝の気持ち、懺悔の気持ち、、、。
 もらった母親は苦笑いしてました。どういう、気持ちだったのでしょう。
今、利用者と共に生きている中で、少しわかるような気がします。
 自分は離婚をし、息子には母親が近くにはいません。
息子はやっと、身長が自分の母親を超えました。息子が今日、どんな気持ち
かはわかりません。聞く勇気も自分にはありません。
 息子は今日も、元気に友だちと遊んでいます。ありがとう、、、。
 
 長年、大阪ダルクで行われていた、茶道、ヨガのプログラムが移転を気に
終了しました。茶道は月1回、ヨガは月2回。楽しみにしていました。
 厳しさの中に愛を感じる大塚先生、身体と心を解してくれたヨガの先生。
長い間、ありがとうございました。 
 色んな、失礼を受け入れて戴き、笑顔で付き合ってくれました。
何処かのダルクフォーラムでまた、逢えると想います。楽しみです。
 ありがとう、、、。

 イスタンブールダルクの青山氏から電話がありました。
「関空から奈良まで、どれだけかかる?」「これ以上、話してると止まらんくなるから
切るわぁ。」いつものように、他愛無い話しです。でも、元気な声が聴けました。
 近くにいるような感覚です。
色んななかまが電話をくれたり、メールをくれたり。
なんとなく、誰かの声が聴きたいなぁっていう時に懸かって来ます。
ありがとう、、、。

 今日一日、「ありがとう。」を何回、云えるだろう。
素晴らしい言葉です。






 
 

2009年5月6日水曜日

ダルク隣りにフリーダム移転

 フリーダムの引っ越しが4月29日から始まり、新しい場所で業務がスタートしました。
ダルク隣りの105号です。電話番号はそのままです。
 今まで、自転車で10分の距離が、一気に縮まりました。
 人間というものは贅沢なもので、今は近くになったことを感謝してますが、
すぐに慣れてしまい、当たり前になるでしょう。><

 フリーダムのブログで「ポリシーは?」ってありました。
自分のポリシーは、、、「聴くこと」かな。
自分勝手で、傲慢で、「いや違う。」って話しを遮るのが得意な自分には、
大切なキーワードです。
 もうひとつは「空と共に」、、、。これはお決まりです。^^

 ゴールデンウィークは豚インフルエンザで始まり、自分の高熱で
終わります。「インフルエンザもミーティングで治る。」って、よく言ってました。
そんなことはありませんが、クリーンな生き方が始まった頃は、
意地になってたのか、信じてたのか、なかまの迷惑も顧みず、
出続けたものです。
 今も病院には行かず、寝て治りつつあります。咳止め薬中毒の自分には、
風邪薬にはナーバスになってしまいます。
 家で寝ていると、ウグイスの声が聴こえました。大阪に戻って来ての
三回目の風物詩です。 「ホーホケキョッ」