2009年7月26日日曜日

波早ビーチの一日

 今日は各地で花火大会が行われていました。
毎年のことですが、音を聴きながら、自助グループの
ミーティングに出ています。
 今もニュースで花火が上がっています。
パーッと潔く、美しく人々を魅了する裏には、大勢の人の
努力と想いが詰まっていることでしょう。

 7月24日、大阪ダルク御用達の田ノ浦漁港に、
総勢、23名で海水浴と釣りに出掛けました。
 バーベキュー有り、釣り、海水浴、他愛無い会話、
それぞれが楽しんでいました。
 自分は不評のビキニパンツで太陽、空、波、なかまと
楽しみました。
 圧巻は防波堤からの飛び込み、、、。
3メートル程の高さが勇気が要りました。
 なかまと一斉に飛び込み、それからはバクテンで
飛び込むなかま、半回転で顔が引きつっているなかま、
自分は一回転しながら、笑っているなかまを見ながら、
太ももを強打。
 とりあえず、一番、笑えたひと時でした。

 この季節になると、暑さの為か、気圧の為か、
だれ気味の自分がいます。きっと利用者もそうでしょう。
 季節を受け入れながら、人を受け入れながら、
無力さを感じながら、みんな「今日だけ」使わないで
生きています。
 鳶がくるりと輪を描きながら飛んでいました。
夕日に照らされた海がキラキラ光っていました。

 大雨で土石流で被害が出ています。
自分たちは幸せです。
 来週はプールかな。

2009年7月21日火曜日

みっとも無い自分を愉しんで

 薬物依存症のシンジです。郊外の自宅から一時間かけて、
通所しています。ダルクに繋がって、ニ週間経ちますが、
自分でもビックリする位、スンナリ入って行っている気がします。

 薬物を使い続けている時は誰にも腹を割る事ができず、
一緒に使っていた仲間達とも、お互いに打ち溶け合おうとしませんでした。
 親と相談し、初めてダルクを訪問した時は正直に言うと、怖かったです。
刺青の入った体格の良い人達が昼寝している光景に
「来る所を間違えた、、、。」と思った程です。
でも、依存症であるスタッフの面接はそんな不安を解消してくれました。
今まで人に隠し通してきた自分の薬物性向を、
事も無い様に聞いてくれ、気持ちをほぐしてくれたのです。

 実際にダルクに通所する迄には、更にニ週間、悩んだのですが。
何をするかもわからず、回復のプログラムに取り組み始めました。
強制的な事は無く、自主的に参加して「分かち合う」やり方が自分に
合っていたのだと思います。回復を望む人は、他の回復を望む人を
受け入れてくれるように感じます。

 回復を急ぐ気持ちがそうさせるのか、時間を持て余すように
感じるので、昼間は近くの川沿いで過ごしています。
その日によって、ウォーキングだったり、ブラブラと散歩だったり、
一人だったり、仲間と一緒だったり、自分の愉しみとして、自由に
習慣付けて行っています。もちろん「しんどいから」と昼寝をするのも
自由です。強制するとストレスを溜めやすい性格なので。
仲間も自由にやっているようです。コミュニケーションの場にも
なるし、ストレス発散の場にもなるので、今の自分には貴重な
時間です。

 今でも薬物に魅力を感じます。自室に一人で戻ると考える事は、
全て薬物を使っていた頃に向かい、衝動が走ります。
いつか、又買いに走る日が来るかも知れませんが、それ迄は
「今日だけは、せめて今だけは。」とみっとも無い自分を
愉しんで、毎日を送っています。







2009年7月12日日曜日

NA(薬物依存者の自助グループ)セミナーに参加して

 7月10日(金)、大阪府堺市にて、NA関西エリアパブリックインフォメーション
セミナーが行われ、ダルクの利用者と共に、参加して来ました。
 パブリックインフォメーションセミナーとは、薬物依存者本人のみならず、
行政、保健所、司法、刑務所、警察署、学校、家族の方など、
関係各所にNAの活動、存在を知ってもらう為の広報活動です。
 
 今回は大阪南部、和歌山を中心に、手渡しによる案内状の配布を
主に、ダルクの利用者もパンフレットの作成などを協力し、参加しました。
 当日は120名程の方が会場を埋め尽くし、薬物問題の興味の深さ、
どう対応していいのか、何処に相談していいのか、関係者が多く参加され、
社会の中で薬物の問題が身近なものになってきたことを、痛感しました。

 ダルクを通じて、知り会った行政、弁護士、学校関係者、精神保健福祉士、
刑務官の方も参加されていました。
 昨今の有名大学での大麻問題など、マスコミでも多く取り上げられて
いることも参加者の多さを物語っていたのかも知れません。
 
 ダルクの利用者も、当日、話す機会が与えられ、緊張しながら
ベストを尽してました。かつての自分を見せて貰えました。
 次回、話す機会があれば、堂々と前を向いて話したい。と云って
ました。素晴らしい、、、。
 もう一人は、「希望」を分かち合えたって云ってました。
またまた素晴らしい、、、。
 そういう前向きさこそ、自分も力を貰えるし、未だ苦しんでいる
人たちへの、活きたメッセージだと、再確認させて貰いました。
 「希望」「勇気」「前向きさ」
                     笠嶋 敏
 

2009年7月7日火曜日

自分に「ごめんなさい。」

 今日も夜中に突然の大雨が降った。おかげで昼食の後、
再び、始めたダルク裏の神崎川沿いでのウォーキングが
できた。一緒に歩く利用者が増えた。じゅんが一人で走り出した。
 自分は30分、歩くので精一杯。折り返し地点で懸垂をする。
7回、できる様になった。いい汗を掻きながら、川に向かって叫ぶ。
これが又、気持ちいい。
 以前、一緒に走っていたなかまは北海道で頑張っている。
もう一人の利用者はアルバイトを始めている。
いなくなったなかまも多い。それが現実。
 大阪に帰って来た時、責任者のめばに、「さとしは走ってて」と
言われた。「一緒に走る利用者が増えるといいね。」ってとも。
 単調でつまらない事も、続けていれば、発散と自信に変わる。
社会に出て必ず役に立つ。自分も経験した。

 ダルクのプログラムでもある、一日3回のミーティングに
参加すること。午前と午後はダルクで行っているが、
夜の自助グループミーティング(NA)のセミナーが、
10日(金)に行われる。
 ダルク利用者の誰かが、体験と希望のメッセージを
届けるチャンスがあるかも知れない。
 ダルクには毎日のように、苦しんでいる薬物使用者の相談の
電話がある。

 「ごめんなさい。」 ダルクで使っている「今日だけ」の7月6日の
テーマに載っていた。何回、云ってきただろう。
いつも、心から云っているつもりが口先だけになっていた。

 自分に「ごめんなさい。」って気持ちになって初めて、変わりたいと
思えた。その後に行動が必要になった。感謝が生まれた。

 今日は7月7日、七夕、、、。梅雨の合い間に星が観えるといいなぁー。

                             笠嶋 敏